本機を MODE Cloud と関連付け、Sensor Gateway として利用する手順を以下に記します。


1. プロジェクトにデバイスを追加

MODE Developer Console (https://console.tinkermode.com)を使って、ゲートウェイをお客様が管理するプロジェクトに追加します。ゲートウェイはデバイスとして扱われます。




発行されたデバイス情報をゲートウェイに割り当てます。以下の情報をゲートウェイの設定に使用します。

  • Device ID

  • API Key

  • Claim Code



2. SC Eval の設定 / 起動

SC Eval はセンサーゲートウェイに繋がったセンサーを管理 / センサーデータの表示を行う Web アプリケーションです。MODE からソースコードを配布しているのでお客様の管理するサーバー環境で動作させることも可能です。MODE にサーバー運用を委託している場合には 本手順はスキップできます。

2.1 プロジェクト ID / API Key の取得


SC Eval の設定で上記でデバイスを追加したプロジェクトの ID とその API Key が必要になります。

API Key は MODE Developer Console の [Settings] - [API Keys] にて作成出来ます。



2.2 SC Eval 起動

SC Eval のソースコードを入手後、README の手順に従って SC Eval をセットアップし起動します。


3. ゲートウェイのセットアップ


ゲートウェイにログインしセットアップを行います。

以下の項目の設定を行います。

  • ネットワークの設定

  • 登録したデバイスへのゲートウェイの紐付け


セットアップ時に USB ドライブを使用します。USBドライブのボリュームのラベルを「MODE」と設定して下さい。ゲートウェイとSC Evalの紐付け時に必要になります。

ネットワークの設定では必須ではないですが、設定ファイルを入れておいてコピーするようにするなど利用出来ます。

この USB ドライブはゲートウェイの USB コネクタに挿入すると /media/MODE に自動マウントされます。

3.1 ネットワークの設定

本機が動作する OS、Ubuntu 18.04 ではネットワーク設定は標準として netplan が提供されています。

https://netplan.io/


次の項で手順を示します。ネットワーク設定は MODE 特有の手順は特になく一般的な Ubuntu / Linux でのネットワークの設定となるので、以下の手順は参考としてお客様の好みや環境に合わせて実施しても問題はありません。

3.1.1 設定ファイルの作成

https://netplan.io/examples を参考に設定ファイルを作成します。

本デバイスのネットワークインターフェース名は以下になります。NUCの種類については本体裏面の型番をご確認ください。


NUC5

EtherNet

enp3s0

WiFi

wlp2s0

NUC7

EtherNet

eno1

WiFi

wlo2


お客様のネットワーク環境に合わせて任意の設定を行って下さい。設定したファイルはゲートウェイ内の /etc/netplan/[任意の名前].yaml に保存します。


以下は WiFi / DHCP 有効の場合の設定のサンプルです。

network:

  version: 2

  renderer: networkd

  wifis:

    wlp2s0:

      dhcp4: yes

      gateway4: 192.168.0.1

      nameservers:

        addresses: [ 192.168.0.1 ]

      access-points:

        "ssid":

          password: "ssid-password"

3.1.2 設定の反映


以下コマンドで設定を反映させます。


$ sudo netplan apply


上記実施後、正しく設定が反映されているかは以下コマンドで確認出来ます。


$ ip addr

3.2 デバイスの認証

ゲートウェイを 「1. プロジェクトにデバイス追加」で作成したデバイスと紐付けます。1. で取得した Device ID / API Key / Claim Code を利用します。また、「2. SC Eval の設定 / 起動」 で起動した SC Eval も利用します。

3.2.1 認証用設定ファイルの作成

以下の形式でファイルを作成し、先述の USB ドライブに「initialgateway」という名前で保存します。


(Windows の場合の改行コードに関してとかを追記する)


DEVICE_ID=[1. で取得した Device ID]

DEVICE_API_KEY=[1. で取得した API Key]

3.2.2 ゲートウェイの登録

USB ドライブをデバイスに挿入し、ゲートウェイにログイン、以下コマンドを実行します。


$ setup-gateway


出力に従って操作を進めると Claim Mode という状態になります。Claim Mode は 300 秒続きます。その間に、起動した SC Eval に 「1. プロジェクトにデバイス追加」 で取得した Claim Code を設定します。



完了したらゲートウェイのコンソールに戻り何かキーを押すとアプリケーションが再起動し設定が反映されます。

ゲートウェイが正しく MODE Cloud に接続されているかどうかは MODE Developer Console から確認出来ます。



以上でゲートウェイのセットアップは完了です。


サンプルとして OMRON 環境センサー (形2JCIE-BL) を接続させることが出来ます。お手持ちであれば SC Eval の画面から接続を試してみて下さい。


以降は Local API を利用したセンサードライバの開発となります。別途提供されるドキュメントを参考に開発を進めて下さい。