動画の長さについて

動画録画コマンドで指定する動画の長さ(duration)は15分以内としてください。それ以上長い動画を指定した場合、処理がタイムアウトして正しく動画が保存されないことがあります。

動画が参照できるようになるまでの待ち時間について

最後のデータがアップロードされるまでクラウド上での保存処理は動作しません。例えば、現在時刻を中心とする前後15分間のアップロードを要求した場合、現在時刻の前7分30秒のデータはバッファされているため即時にアップロードが行われますが、後ろ7分30秒は未来のデータとなるため、ゲートウェイは動画データが作成されてから順次アップロードを行います。

結果として、この例の場合、クラウド上でアップロードされた動画が見えるようになるまでには、コマンドを受け付けてから7分30秒(+処理時間:通常1分以内)の待ち時間がかかります。

外部からのリクエストの受信結果の確認方法

外部からのリクエストを受信した結果は、MODE Developer ConsoleのDevice画面にあるSystems Logから確認することができます。正常に受信ができた場合、以下の例に示すとおり、saved key value pair が保存された旨のログが表示されます。



動画処理結果の確認方法

MODE Developer Consoleにて動画の処理状況が確認できます。Smart Modulesの一覧から“video” を選択し、ログを確認してください。以下の例の場合、12月21日のビデオは正しく処理されています。エラーが発生している場合、取得する時間を短くするか画質を落としてみてください。




“video” Smart Module にログが無い場合、“sds” Smart Module のログを確認し、アップロード処理が行われたかどうかを確認してください。正しく(最後のビデオデータまで)アップロードが完了すると、”close” リクエストが正常に処理された旨のログが記録されます。



“sds” Smart Moduleにログが無い場合、ネットワークの問題が無いか(他のセンサーデータの取得に問題が無いか)確認してください。問題が無く、原因が不明な場合、MODE担当者にご連絡ください。

Sercomm iCamera2が見つからない

カメラの電源を入れ直してください。その後、iCamera2のネットワークインジケーターが点灯していることを確認してください。再度、センサーモジュールの追加から、センサーのスキャンを実行してください。

Sercomm iCamera2から動画が取得できない。

iCamera2のネットワークインジケーターが点滅していることを確認してください。点滅していない場合、ゲートウェイがiCamera2のスキャンに失敗した可能性があります。再度、センサーモジュールの追加から、センサーのスキャンを実行してください。既に設定済みのカメラは一覧には表示されませんが、スキャンとカメラへの接続をやりなおすことができます。スキャン後にiCamera2のネットワークインジケーターが点滅し、データ転送状態になったことを確認してから、動作確認をおこなってください。

ネットワークカメラとの接続が切れた場合

ネットワークの問題等により、ネットワークカメラとの接続が切断されることがあります。その場合、ゲートウェイは1分後に再度カメラへの接続を試みます。切断されてから再接続されるまでの動画は保存されていないため取得することができません。