ビデオ機能を利用するためには、 ビデオカメラの設定とSensor Cloudへの登録作業が必要です。作業には、MODE Developer Consoleへの開発者登録が必要です。


Sercomm iCamera2は自動セットアップに対応しています。ビデオカメラの設定を行う必要はありません。「Sensor Cloudへの登録作業のみを実施してください。詳しくは、「Sercomm iCamera2のセットアップ」をご確認ください。

ゲートウェイの登録web

ゲートウェイのセットアップ作業をまだ行っていない場合、MODE Sensor Cloud ユーザーマニュアルに従い、ゲートウェイをSensor Cloudに登録してください。

Device IDとAPI Keyの確認

MODE Developer ConsoleのDeviceページにログインし、カメラを接続するゲートウェイのIDを確認してメモしてください。


つづけてSettingsページを開き、Project SettingsのAPI Keysから、プロジェクトのAPI Keyを確認してメモしてください。API Keyが無い場合、Newから新規に作成してください。外部システムからDeviceに対してコマンドを送信する場合、プロジェクトのAPI Keyを利用します。DeviceのAPI Keyでは期待したとおりに動作しない場合があります。




ビデオカメラの設定

ゲートウェイに接続するビデオカメラの情報をJSON形式で作成します。以下は、USBカメラを1台、認証不要のRTSPカメラを1台、認証が必要なRTSPカメラを1台の計3台を接続するJSONファイルの例です。


driverConfig.json

{

  "value": [

    {

      "id": "video0-1111",

      "device": "video0"

    },

    {

      "id": "iCamera2-iCamera2-1111",

      "device": "tcp",

      "address": "rtsp://192.168.1.110/PSIA/Streaming/channels/1"

    },

    {

      "id": "iCamera2-iCamera2-2222",

      "device": "tcp",

      "address": "rtsp://192.168.1.111/PSIA/Streaming/channels/0",

      "username": "user",

      "password": "pass",

      "model": "iCamera2"

    }]

}



id

必須

そのプロジェクト内で一意となる識別子を設定してください。

例) 

- USBカメラの場合、”video0-{ゲートウェイのID}”

- RTSPカメラの場合、”{カメラの型番}-{そのカメラのID}”

device

必須

USBカメラを利用する場合、”video0” を指定してください。

RTSPカメラを利用する場合、”tcp” を指定してください。

address

RTSPの場合必須

RTSPカメラを利用する場合、そのカメラへのURLを指定してください。

username

認証不要の場合省略可

RTSPカメラへ接続するためのユーザ名を指定してください。

password

認証不要の場合省略可

RTSPカメラへ接続するためのパスワードを指定してください。空文字のパスワードは利用できません。

model

任意

カメラの型番を指定してください。


作成した設定情報をそのDeviceのDevice Data Proxy(DDP) に保存してください。DDPはMODEプラットフォームの機能であり、センサーゲートウェイはゲートウェイやセンサーの各種設定情報を保持しておくための場所として利用しています。


End point

PUT /devices/{deviceId}/kv/{key}

Key

driverConfig:VIDEO

Value

上で作成したdriverConfig.json


具体的な方法として、curlコマンドを利用してDDPに設定情報を保存する例を以下に示します。DEVICE_IDとAPIKEYには上で確認したIDとAPI Keyを設定してください。正常に保存ができると HTTP/2 204 が返ります。


$ export DEVICE_ID=35425 

$ export APIKEY=v1.ZHw

$ curl -i -X 'PUT' -H "Content-Type: application/json" -H "authorization: ModeCloud $APIKEY" -d @driverConfig.json "https://api.tinkermode.com/devices/$DEVICE_ID/kv/driverConfig:VIDEO"



設定が完了したらカメラを接続し(またはカメラの電源を入れて)、ゲートウェイを再起動してください。


補足事項

現在は試験的機能であるため、ビデオ機能はデフォルトで無効となっています。設定情報を保存し、再起動することでそれ以降はビデオ機能が有効となります。


1台のゲートウェイに接続できるビデオの台数には制限を設けていませんが、実際にはゲートウェイの性能による制約があります。具体的な台数は接続するカメラの仕様等により変わるため、検証作業が必要となります。動画がコマ落ちする等の問題が生じた場合、カメラの台数を減らしてみてください。

Sercomm iCamera2のセットアップ

Sercomm iCamera2は自動設定に対応しています。Sensor Cloudは、ゲートウェイと同一ネットワーク内にあるiCamera2をスキャンします。また、Sensor Cloudへの登録が行われたカメラに対しては、ゲートウェイがカメラに初回接続する際にアカウントの設定を自動的に行います。


アカウントの設定では、administratorにランダムなパスワードを設定します。また、カメラにアクセスするためのuserアカウントとして、 “mode” を追加します。設定されたパスワードはゲートウェイ内に保存されます。クラウド上には保存されないため、設定されたパスワードを確認することはできません。


自動設定を行うためには、iCamera2が工場出荷状態(administratorのパスワードが設定されていない状態)である必要があります。自動設定されたカメラを別のゲートウェイで利用したい場合には、iCamera2を工場出荷状態にもどしてから改めてSensor Cloudへの登録を行ってください。


自動設定を行いたくない場合や、手動でアカウントの設定を行いたい場合は、ビデオカメラの設定を明示的に行ってください。明示的に設定されたカメラには自動設定は行いません。


Sensor Cloudへの登録

Sensor Cloudのハードウェアページから、センサーモジュールの追加を行ってください。




接続できるカメラの一覧が表示されます。クリックして選択してからセンサーモジュールの追加ボタンをクリックしてください。



センサーモジュールの一覧に追加したビデオモジュールが表示されていれば登録は完了です。登録されたビデオモジュールをクリックして動作確認を行ってください。


動作確認

ビデオモジュールを選択すると、保存されているビデオクリップの一覧が表示されます。画面右下にあるビデオクリップの取得をクリックして、そのカメラから動画が取得できることを確認してください。