MODE Sensor Cloudのビデオ機能では、指定した日時 または センサーの値が異常値となったときに、前後を含むビデオクリップ(短時間の動画)を保存することができます。


2021年2月現在、MODE Sensor Cloudのビデオ機能は実験的機能です。

今後、仕様や設定方法などが変更される可能性があることを予めご了承ください。




録画・配信の種類

動画の録画・配信には大きく分けると以下の3種類があります。現在MODEのビデオ機能が対応しているのはビデオクリップの保存・ダウンロードとなります。ストリーミング録画・配信やリアルタイムの動画配信には対応していません。

ビデオクリップの保存・ダウンロード

短時間の動画を共有するための仕組み。予め動画ファイル(代表例はMP4ファイル)を作成、クラウドにアップロードしておき、クライアントはそれをダウンロードして再生する。

ストリーミング録画・配信(ビデオオンデマンド)

長時間の動画を配信するための仕組み。1つの大きな動画ファイルを作成、ダウンロードさせるのではなく、短時間に細切れした動画データ(代表例はTSファイル)を用意しておき、必要な時間帯の動画のみをクライアント側にダウンロードさせる。

リアルタイムストリーミング配信

遅延の無い動画を配信するための仕組み。防犯カメラ等、遅延が許されない用途で利用する。動画を録画して配信するのではなく、動画のフレームを直接クライアントに配信しつづけることで動画として再生する。代表的なプロトコルがRTSP。


MODE ゲートウェイのビデオ機能仕様

ゲートウェイでのバッファリング

ある時点に遡ってビデオクリップを保存できるようにするため、ゲートウェイは常時動画を録画し続けます。一定時間経過した動画データは削除されますが、過去何時間分の動画を保持できるかは、接続するカメラの台数、画質の設定(解像度、フレームレート、圧縮率)によって変わります。

クラウドへのアップロード

ゲートウェイはトリガーを受け取ると、トリガーの日時およびその前後を含むビデオデータをゲートウェイ内のバッファから取得し、MODEクラウドにアップロードします。MODEのVideo Smart Moduleはそのデータを受け取り、一般的な形式(MP4ファイルとJpeg形式のサムネイル画像)に変換して保存します。

動画の取得

保存されたビデオはSensor Cloudから確認することができます。

また、保存された動画ファイルをVideo Smart Module のAPIから取得することができます。