センサーの値やセンサーとの接続状態を監視するための機能です。設定済みの監視において発生するイベントは、画面上で確認することができます。また、Webhook Smart Moduleを介して外部のサーバーに送信することができます。
値監視 (Value Monitoring)
センサーの値が登録されている条件に一致した場合にアラートが発生する監視です。具体的な利用例としては
庫内温度が30℃を超えないよう管理する必要があるため、20℃が超えた場合にアラートを受け取りたい
室内のCO2濃度を適切に管理したいので、室内CO2濃度の値が1000ppmを超えた場合にアラートを受け取り、自動で換気システムを稼働させたい
値監視 (Value Monitor)の作成
① 監視の基本情報の設定
設定する監視の名称
詳細な監視の内容等の説明
監視の有効化/無効化
② 監視条件の設定
監視対象: Gateway / Sensor Module / Sensor を具体的に選択して監視対象を設定します。
しきい値設定: しきい値とその評価方法(実際の値がしきい値に対してより大きい、小さい、等しい等)を設定します。
監視間隔: 何秒に1回監視条件の評価を行うか、その間に何回以上条件を満たした場合にアラートとみなすか、またそのカウント方法(合計x回または連続x回)を設定します。
センサーデータの送信失敗時の扱い: 何秒に一回データが送信されるかの想定し、もしもその間にデータが届いてい場合にどのように扱うか(無視する、条件を満たしたとみなす、満たさないと満たすのいずれか)を設定します。
③ Eメール通知の設定(オプショナル)
設定しない場合、ホームのEメール通知設定が適用されます。
必要に応じて、監視毎に個別のEメール通知設定を上書きすることができます。
④ カスタムメッセージの設定(オプショナル)
インシデントのカスタムメッセージ: ALERT(アラート)とRECOVERY(復旧)の2種類のインシデント毎にカスタムメッセージを指定できます。ここで指定した値は後述するWebhookで受信可能なIncident Eventのデータの"description"として用いられます。また、この項目自体の設定は任意であり、設定しない場合、デフォルトの値が適用されます。
接続監視 (Connectivity Monitoring)
指定したセンサーからデータが一定期間届かない場合にアラートが発生する監視です。さまざまな理由でセンサーがデータを送ってこない可能性がありますが、それらの問題を検出するために使います。
- センサーがオフになっている
- センサーモジュールの電池が切れている
- センサーモジュールが電波の届かない場所にある
- ゲートウェイの電源がオフになっている
- ゲートウェイがWiFiネットワークに接続できない
- 設置場所のインターネット接続に問題がある
接続監視 (Connectivity Monitor) の作成
① 監視の基本情報の設定
設定する監視の名称
詳細な監視の内容等の説明
監視の有効化/無効化
② 監視条件の設定
監視対象: Gateway / Sensor Module / Sensor を具体的に選択して監視対象を設定します。
監視間隔 (Interval): この時間の間に1回もセンサーデータがGatewayから送信されない場合、アラートが発生します。(最短60秒)
③ その他の詳細設定Eメール通知の設定(オプショナル)
設定しない場合、ホームのEメール通知設定が適用されます。
必要に応じて、監視毎に個別のEメール通知設定を上書きすることができます。
④ カスタムメッセージの設定(オプショナル)
インシデントのカスタムメッセージ: ALERT(アラート)とRECOVERY(復旧)の2種類のインシデント毎にカスタムメッセージを指定できます。ここで指定した値は後述するWebhookで受信可能なIncident Eventのデータの"description"として用いられます。また、この項目自体の設定は任意であり、設定しない場合、デフォルトの値が適用されます。
作成済み監視の編集
インシデントを表示する
編集
有効化/無効化
削除
「インシデントを表示する」をクリックすると以下のようにインシデントの履歴が表示されます。
インシデントの通知
ホーム設定または監視ごとのEメール通知設定に従って設定したEメールにインシデントが通知されます。